新ミニアルバム『SPACEMAN』配信開始!
配信開始おめでとうございます!
もうRADIOFISHのワンマンライブまで1週間なので、この時期に新曲投入してくれるのはうれしい。当日までに聴き込んでライブへの期待感高めていきたい
カニ、実行に移すのが遅すぎて記事に速報性がないのが反省点なんですけど、今回は早めに雑文を上げておきたい。せっかくならライブ前に書いて、読んだ人の気持ちがちょっとでも高まったら嬉しいし
今回のミニアルバムは本気で「やばい」としか言いようがないくらいエキセントリックな問題作をぶちこんできてて、RADIOFISHクラスタも上を下への、呑めや歌えならぬ「聴けや名前変えろ」の大騒ぎでTwitterのタイムラインがほんとにカオスなことになってる(オタクには推し曲のタイトルの一部を自分のハンドルネームに組み込むという習性があるのだ!) この興奮をなるべく生々しい形で残しておきたい
1曲ずつ感想を書いてみます。
よかったら聴いて……
新曲の配信・聴き放題サービスまとめ↓
https://lpm.yoshimoto.co.jp/4279/
O.I.S ~オルスクセクシィー~
- まずタイトルがヤバない? "Old school Is Sexy"のことらしくて「オルスク」はわかるんですけどセクシーでもセクシィでもなく「セクシィー」 ミキティー……(すみません)
- 懐かしい、ダイヤル回す式の黒電話。ジャッていう音が3回したので、3桁の番号に掛けてると思われる。……時報?
- ダイヤルを回す音→コール音→電話越しのFISHBOYの宣言 ってことは、こちらからFISHさんに向けて電話掛けてる。たぶんこの世界線には時報みたいな感じでオルスク報があって、この番号に掛けると現在の時刻ではなく「オールドスクールがセクシィーである」という真理をいつでも教えてくれる
- 「セクシィー!」のところで電話突き破って出てくるやん
- ディーン! キーン! っていう効果音いいですよね。王道ディスコサウンドといえばこの音
- ポケベルでスクラッチかますのかなり斬新な気がする。わからんけどたぶん送ったメッセージは「オルスクセクシィー」だと思います!
- トランペット音もなんか懐かしい
- 古いものは偉そうで退屈に思えるけど、世代を越えた普遍性と説得力がある、良く見れば愛着が湧くし、学びを連れてくる……という旨の歌詞に聴こえました。でもこの段階ではまだ空耳の可能性も……
- Don't think feelではなくて「よく見よ! そんでよく考えよ! 感じよ! ハマれ! そしたらわかる!」みたいな知性への尊重が見えるアツさ。松岡修造をほのかに感じる。インテリジェント体育会系
神様Disco
- RADIOFISHマジでボジョレー・ヌーボーを超える頻度でヤバさ更新してくるやん 過去最高と言われたNEW GODを上回るヤバさ……上質でフルーティーな味わい
- ディディディディンッからのピロピロピロピロ こういう電子音の感じ好きだな
- 王様ゲームみたいな「神様ゲーム」があるのかな。そんでそれを本物の神様たちの集まりでやってる? 状況がわからん
- 多神教の世界観、中田崇め曲でこれが初めてでは
- 神様どうしでディスコクラブに集まって、理想の世界について論争しながらダンスしてるみたいな感じなのかな。いくらマルチタスクな神様たちといえどもTODOが渋滞してないか?
- 急に神の愛を全開にしてくるNAKATA
- NAKATAの語りのBGM、『ジュピター』っぽい壮大さあるの何???
- 「私は……NAKATA」そういうところ好き
- 聞き間違いかもしれんけど「bad hat神様Disco」って聴こえるんですよね。破壊神とか、人間にトラブル運んでくる神様も含めての神様Discoかもしれない。ギリシャ神話的な……
- naturalとchemicalを対比して、それを「神様」という万能の概念で接着する力業
- 「キッスキッス神様Disco」たぶん 神様→涅槃→神の愛→♡LOVE&KISS☆←出会い←Disco みたいな感じで、本人の頭の中ではちゃんと筋通ってるんだろうな……
- 地球全土を話の土俵に載せてきたのは、中田崇め曲でもこれが初めてでは
SPACEMAN
- 標題曲だけあって最高にクール。ちょっとダークな印象の音楽が、宇宙の漆黒を感じさせてくれてエモい
- 公式いわく『独特な言葉遊びを多彩に混ぜたwords art song』だけあって、リリックの聞き取りの難易度が段違いに高い
- これ歌詞見ながら、みんなで言葉遊びを紐解きながら聴いたら超楽しそう。正式に歌詞が出たらそういう会やりたい。知的好奇心をくすぐる歌
- ミニアルバム全体に言えるけど、聴いてて気持ちいい音が多いよね
- FISHさんて無線機映えする声してません? ロケットに指示送るっぽいところNASAかと思うぐらい
- 「宇宙飛行士」かつ「恋する青年」のベン図の重なるとこのワードでラブソングに仕上げてるのめちゃくちゃ器用だな……(「君との距離で息ができない」とか)
- へい様はマジでなんでもできる。こんなん絶対ダンスも格好良いやん……
bitter coffee
- このしっとりした曲調好み。秋の空気感みたいな
- やさしくて柔らかく包み込むような高音、FISHBOYさんだと知ったときはほんとに驚いた。ずっと低音のイメージしかなかった……こんな宝刀隠してたんやねRADIOFISH……
- 今回のミニアルバム、『時』(または過去)が重要なモチーフになってる気がする。過去のものを愛して学んだり、過去に学び明日につないだり。この曲では時の流れに身を任せて、そこから時を越えてあの時の君に会いに行く
- ふたりでいたころの景色が懐かしくて美しい
- 「オレンジ色に染まる波」と「君のいないモノクロの世界」、すごく綺麗な対比が決まってる
- これ、ボーカルの人はゆっくりと歩きながら歌ったりしてほしいな
全体通してFISHBOYさんが大活躍、新しい魅力がどこ掘っても噴き出してくるという天然温泉みたいな状況でした
あとへい様のボーカルのしなやかで美麗な艶、SHiNくんの作詞および楽曲プロデュースのセンスに魅了されました
でも一番ヤバかったのはRIHITOくんのような気がします
読んでくれてありがとうございました。曲も聴いてね……
https://lpm.yoshimoto.co.jp/4279/
そしてこちらのリンクはRADIOFISHクラスタ・かがりさんの熱いブログです。おすすめのブログなので貼ります
https://orieritari.xyz/radiofish-spaceman/