蟹を茹でる

カニ @uminosachi_uni の雑記ブログです。好きなもののこと何でも。

お菓子を食うことの効用

甘いもの食うのってやめられねえ!!

お題「私○○がやめられないんです!」

 

お菓子を食うことの効用

お菓子のジャンルとか特性によって、食べたときの効用が違う気がします。

 

良いお菓子の場合

例えば、デパ地下に売っている1粒432円のショコラボンボン。

あるいは、閑静な住宅街にひっそりたたずむ和菓子屋さんの、つやつやした栗羊羹。

良いお菓子(ちょっと高級なお菓子)は見た目からして美しい。凡庸なたとえではあるけれど、良いお菓子とは食べたらなくなるジュエリーなのだ。

 

味もそう。この世には美味しいものがあふれていて、スナック菓子やラーメンだってそれぞれに旨い。

ただ、良いお菓子というのは「丁寧につくられた」ものの味がする。人の手をかけてこのかたちに仕上げましたよ、と伝わってくる味。

このレベルで「丁寧につくられた」味の料理をレストランで食べようと思ったら、まあ3~4000円はするだろう。質の良いものに手が届きやすいのがスイーツの嬉しさ。

 

丁寧につくられた良いお菓子を食べていると、なんとなく自分を大切にしている気持ちになれる。好きだ。

 

コンビニスイーツの場合

コンビニスイーツはいつでも手に入るところが良い。

まだ頑張らないいけない平日の昼休みに。精神が疲れてしまった仕事終わりの帰宅途中に。あともうひと踏ん張りしなくてはならない夜に。

人生におけるコンビニスイーツのコーナーはマラソンにおける給水所みたいなものである。精神の補給地点。なんなら心が寂しいときにぎゅっとできるぬいぐるみとかも置いてくれてもいいと思う。

 

コンビニスイーツは「むさぼり食う」ことができるところが好きだ。味わうとか食材に向き合うとかは疲れてしまうような日にも、ただ衝動をぶつけて補償を求めるようにむさぼり食うことができる。

心の中のポメラニアンが「ヴゥーーッ」って牙剥き出しで唸ってるとき、ついコンビニスイーツを求めてしまう。

自分で自分に餌付けしているみたいで、客観視するとちょっと間抜けで愉快。好きだ。

 

甘いもの食うのってやめられねえ!!