蟹を茹でる

カニ @uminosachi_uni の雑記ブログです。好きなもののこと何でも。

RADIOFISH『Stepping on the fire(feat.w-inds.)』を聴いてください

RADIOFISHとw-inds.さんのコラボ曲、『Stepping on the fire』が素晴らしすぎたので書く。

https://youtu.be/4F8JIGLjv5M

↑何はともあれ、YouTubeにアップされているMVを見てほしい。3分くらいだから。無料で見られてこのクオリティの高さだから。



『Stepping on the fire』は何故素晴らしいのか

『Stepping on the fire』はボーカルが素晴らしい

以下いかにもなオタク特有の長文だから、これ見る暇あったら↑のMVも見てほしい。

  • まず慎吾さん、歌上手くなりすぎじゃないですか? パフェヒュの時から上手かったけど、新曲出るたびにどんどん上手くなってる。このペースで上達したらたぶん100曲目あたりで声で人を失神させたりできるようになりますね。生物兵器デビューの日も近い。さすがボイトレ真面目に通ってるだけある……
  • 橘慶太さん、初頭の囁くような歌声がたまらなく良い。色っぽくて、手が届きそうで届かない運命の人へのじれったいほどの情感が見事に伝わってくる。
  • 慎吾さんの伸びやかな歌声と、慶太さんの切なさのこもった歌声。どちらも高音なんだけど全く系統が違っている。違うからこそ共存して高めあっている。
  • 私はやっぱりファンだから、慎吾さんの声が心地よく感じる。ずっと聴いてたい。癒される~。
  • けど、歌詞の中に出てくる「きみ」への胸焦がれる思いを強く感じるのは慶太さんのボーカル。そらw-inds. crewも歌声に惚れますわ。やはりアジアじゅうを夢中にさせる男はひと味違う……
  • 御神体(中田さん)ボイス、すごいいい味出してる。低音の美麗なボイスを要所要所に挟む。最小限なのにすごく印象に残る。彼は自分の声を効果的に使う方法をよく知っていると思う。
  • 緒方龍一さんのラップ、野性みがあって素晴らしい。ワイルドだからこそ、それでも運命の人から目を離せずに戸惑う心、考えるより先に体が動いてしまう、運命の誘引力が伝わってくる。声の説得力。
  • 対して千葉涼平さんのラップ、ロマンティックなムードを感じた。あふれ出る思いのままに彼女を誘い、共に新しい世界へ行こうとする。愛の詩人のようなラップ。
  • 慎吾さんの歌声、やはり「信仰」向きなのかと思う。中田崇め曲で鍛えられたのか。単なる一目惚れの相手ではなく、「運命の人」や「ファム・ファタール(男を破滅に導く恋の相手)」をイメージさせる。

『Stepping on the fire』は作曲と歌詞が素晴らしい

  • 切ないながらも、燃えるような情熱を感じさせるメロディ。ダンスミュージック的な要素もあるんだけど、メロウでもある。二面性があって簡単には掴めないからこそ、何度も聴いてしまう曲。
  • 歌詞はきっと、クラブで、運命の相手と出会う場面を描いたものだ。互いに目と目が合って、一目で運命だと気付くような、見つめあう一瞬が永遠になるような、情熱的で本能的なのに、純真な恋だ。
  • 感情を押し留めるようなメロディと歌詞が前半にあるからこそ、激しくない曲調でも、胸の中で渦巻く思いの激しさがリスナーに伝わってくる。
  • きみだけだ、きみじゃないと駄目なんだ、という強い思いを、「誰とでもいいわけじゃないよ」と敢えて抑えた表現にすることで、逆説的にその切ない気持ちが痛いほど刺さる。
  • 楽曲のインストゥルメンタルが素晴らしい。ボーカルやラップと重なる時は非常にシンプルで、各人の声の魅力を引き立てている。間奏など声が入らない時は凝っていて、楽曲のコンセプトを明確に表している。
  • 作曲を担当したOOPARTSのJUVENILEさんと、編曲を担当した慶太さん、どちらも天才的。
  • 慎吾さん、慶太さん、龍一さん、涼平さん。それぞれのパートで歌詞のムードも違い、それぞれが各人の持つ声や雰囲気に非常にマッチしている。

各人が自分の担当箇所の歌詞を考えたんだろうか、と思うくらい。

  • と思って作詞者を調べたらshow-heyさん!!! w-inds.の皆さんと藤森慎吾の魅力をわかりすぎ。天才的なプロデュース&ディレクション能力。

『Stepping on the fire』はMVとダンスが素晴らしい

  • ダンスクラブで出会う運命の二人。まず人選が素晴らしい。女性の関根アヤノさんは、思わず目を奪われる、ミステリアスなムードをたたえている。誤解を恐れずいえばファム・ファタール的な空気感だ。それは小松菜奈のまとう空気に近いかもしれない。
  • 男性のShiryuuくんは、RADIOFISHの弟分的存在。彼の雰囲気が絶妙で、MVの世界観にぴったり一致している。クラブのムードに馴染んでいながらも、若さと純真さを感じさせる雰囲気と立ち振舞い。特別に演技が上手いわけではなくても、このMVには不可欠な存在だ。彼が主役であることで、二人が「運命」であるという説得力が増している。
  • MVの2:20あたり、関根アヤノさんがターンするシーン、はっとするほど美しい。目を奪われるほどの所作は、きっとダンサーならではのものだ。
  • 見つめあう二人。周りの音も光景も消えて、この一瞬が永遠になりそうなのに、近くの人にぶつかられて現実に引き戻される。表現がリアルで切ない。
  • ラスト、二人が再び見つめ合って、微笑み合って、男性が女性に向けて手を伸ばすシーン。二人の未来を色んな風に想像させる良いシーンだと思う。
  • クラブでの二人のストーリーと、RADIOFISHとw-inds.の登場パートがリンクする構成も魅力的で面白い。
  • 彼らが歌い踊るのは、どこまでも白い背景に、スピーカーの黒い枠組みだけが置かれたセット。シンプルだからこそ、彼らのハイクオリティなダンスが映える。
  • ダンスのレベルが非常に高く、凝っている。振り付けと構成はshow-heyさん。ダンスのプロであるスキルマスターと、ダンスの実力が高いw-inds.さんだからこそ実現した振り付けだと思う。本当に素晴らしい。
  • ダンス。スキマスのみ、スキマスとw-inds.さん、w-indsさんとオリラジなど、様々な組み合わせで行われていく。組み合わせによってダンスの系統も違い、バリエーション豊富。
  • ライブでこの人たちがコラボして、踊るところを実際に見たくなる。この構成を、どうやってライブ用の振り付けにお落とし込むのだろう?
  • とてもお洒落で贅沢な構成で、次々とカットが切り替わっていく。本来撮影時にはその前後ぶんも踊っているはずだから、とても手が掛かっているだろう。それを大胆に、最も良い部分だけを切り取って、繋ぎあわせて構成している。
  • 贅沢すぎて、今回のMVでカットされた部分全部見たいくらい。「この美味しいカステラの切れ端、捨てちゃうんですか!? こんなに美味しいのに!?」という気持ち。カステラの切れ端、ちゃんとお金出すから売ってほしい。

みたいなこと言ってたらほんとにありました。メイキング&NG集&メンバーコメント。無料公開のショートver.でも11分と充分なボリューム。
https://youtu.be/KM8IeluXhoQ

  • メンバーの衣装も非常にお洒落で、各人の個性が引き立つ格好。私は特にSHiNくんの衣装が好きだ。これもshow-heyさんがプロデュースしたのだと思われる。この世のあらゆる「お洒落」を集めたような人だ。
  • w-inds.さんの衣装も、それぞれの印象とマッチしていて格好よかった。w-inds. crewの皆さんなら余計にそう感じると思う。
  • NAKATAはNAKATA。
  • 黒い背景に黒ずくめのNAKATAが現れていい声で囁くの、格好いいのになんか笑ってしまう。
  • NAKATAさんのダンスの振り付けは、シンプルなのに、シンプルだからこそ、一瞬で非常に印象に残る。インフィニティダンス、めちゃくちゃ覚えてるし、めちゃくちゃやりたい。見たらやりたくなるダンスだ。

『Stepping on the fire』を多くの人に知ってほしい

どうかこの素晴らしい曲を、素晴らしいMVを知ってほしい。
より多くの人にこの曲を聴いてほしいし、MVを見てほしい。
2018年6月8日現在、公式動画のMVは22万再生を突破している。
w-inds. crewの方々も、MVを見てくださっているのだと思う。

どうかこの素晴らしい曲を、より多くの人に伝えたい。そのためには、動画を拡散すること、曲をダウンロードしてランキングを押し上げること、音楽番組にRADIOFISHとw-inds.さんが出てくれるようリクエストをすること、が有効だと思う。

もしよろしければ、動画を見てください。
https://youtu.be/4F8JIGLjv5M

もし、この曲を気に入ってくださったなら、買っていただければ嬉しいです。


これを読んでくださったあなたの、Mステへのリクエストで、RADIOFISHとw-inds.さんの共演が実現するかもしれません。
曲名コピペ用↓
RADIOFISH『Stepping on the fire (feat. w-inds.)』

リクエストリンク↓
http://www.tv-asahi.co.jp/music/sec/opinion/



ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
どうかRADIOFISHを、あなたが愛してくださいますように。